小国町生活研究グループ

長年共同で味噌づくりを続けてきた「小国町生活研究グループ」の皆さま。
今回手作り味噌を作っているところを訪問させていただきました。

年に3回〜4回グループの皆さんが集まって行われる味噌づくり。
はじめに小国町の温泉蒸気を使って大豆を蒸し、翌日味噌の仕込み作業を行うという。
今回蒸気で蒸すところは訪問できなかったのですが、高温の温泉蒸気を使った自然の熱源があるということも小国町だからこそできる調理方法なのです。

味噌仕込みは、蒸気で蒸した大豆に、麹と塩を混ぜるところからスタート。
小国町にある「手作りの館」には、味噌を攪拌する大きな器があり、町民が利用できるようになっている。
その施設を利用することができるので、長年この場所で味噌づくりをおこなっている。

大豆と麹と塩を混ぜ終わると、大きな漬物樽に分て保存しやすい状態に。
その後、樽に入れた、味噌のもとの上にシートを敷き、上に乗って中の空気を押し出す作業を行う。
空気が残ってしまうと、そこからカビが発生してしまうことがあるようでこの作業は重要。 かなり体力のいる作業ではないかと。。。

空気を出し終えると、味噌蔵に運び熟成を待つ。
熟成が進むほどに、色が濃くなり、味も濃密になる。

仕込み作業を終えると、熟成した味噌のパック詰を行い、こちらも全て手作業。

作業の途中や終了後に、皆さん楽しそうにお茶やおやつ、お弁当を食べながらお話ししている様子がとても印象的でした。

小国町生活研究グループでは、米麹づくりもおこなっており、米麹のままと作った米麹を使った甘酒なども生産している。

味噌づくりの様子 米麹づくり

投稿日:2022年07月15日

投稿者:薬味野菜の里小国